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堺でみられるカブトムシ

(R5.8.21配信)

みなさんは堺市でカブトムシを見たことはありますか?

堺市は大きな都市なので、自然(しぜん)があるイメージが少なく、カブトムシがいること自体知らないという人もいるかもしれませんね。

実は堺市にもカブトムシはいて、1種類(しゅるい)だけではなく、2種類いるのです。

今回は堺市でみられるカブトムシのなかまをしょうかいしたいと思います。

カブトムシのなかま

 

カブトムシと聞いて初めに思いうかべるのは下の写真のような姿(すがた)ではないでしょうか。

 

じつは、日本でみられるカブトムシは4種類(しゅるい)います。堺市ではそのうち2種類が見られます。

 

King of カブトムシ

1種類目が上の写真のカブトムシです。種名もそのままカブトムシといいます。

日本で一番よく知られているカブトムシでしょう。

カブトムシのオス(上)とメス(下)

大きさ

全長32㎜~53㎜くらい

見られる場所

雑木林(ぞうきばやし)

たべもの

成虫(せいちゅう):クヌギやコナラなどの樹木(じゅもく)樹液(じゅえき)

幼虫(ようちゅう)腐葉土(ふようど)

とくちょう

オスの頭には大きなツノがあり、(むね)には小さなツノがある。メスには目立ったツノはない。

 

クヌギやコナラなどの樹木の樹液に集まります。山などにいるイメージがあるかもしれませんが、意外と街中(まちなか)の大きな公園などにもいます。

 

小さなカブトのコカブトムシ

2種類目はコカブトムシです。

 

コカブトムシ

大きさ

全長12㎜~16㎜くらい

見られる場所

雑木林

たべもの

成虫:樹液やミミズなどの動物の肉

幼虫:かれた木

とくちょう

名前のとおり、大きなツノはなく、小さなツノがあり、体も小さい。

 

コカブトムシは数が少なく、堺市レッドリストにも(えら)ばれています。

ふだんはかれた木のなかにすんでおり、夜になると明かりにやってきたりします。

このため、ライトトラップという方法(ほうほう)でおびき()せることもできます。

 

どこで見られるの?

今回しょうかいしたカブトムシですが、この情報館(じょうほうかん)いきものマップという機能(きのう)でどこで見られたことがあるかを調べることができます。

※堺市レッドリストに(えら)ばれているコカブトムシは生息場所を守るために見られた場所は公開していません。

情報館ではこの記事と関連(かんれん)した、自由研究のテーマを作成(さくせい)しており、いきものマップを使ったカブトムシの(さが)し方などをしょうかいしています。

気になった人はこちらから見てみましょう!

 

予告(よこく)

今回は堺市でみられるカブトムシについてしょうかいしました。

機会(きかい)があればカブトムシのライバルともいえるクワガタムシについてしょうかいしたいと思います。

楽しみにしてください♪

 

作成:みのから出たくないみのむし・カワラバトのポッポ


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