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雨蛙、藪雨、雨降草ってどんな生き物?

(R5.6.16配信

名前に雨がつく生き物

もうすぐ雨の日が(つづ)梅雨(つゆ)季節(きせつ)がやってくるよね。

雨が()ると、外に遊びに出かけられないから、梅雨が()きじゃない人も多いんじゃないかな。

今回は雨を好きになってもらえるように、「雨」が名前の由来になっている生き物をしょうかいするよ。

 

ニホンアマガエル(漢字:日本雨蛙)

ニホンアマガエル

田んぼや池などの水辺(みずべ)でみられるカエルだよ。

雨の前後にあごの下をふくらませて、「グエッグエッグエッ」と大きな声で鳴くことから、雨蛙(アマガエル)という名前になったといわれているよ。

ちなみに鳴くのはオスだけだよ。

目の上を通るような黒い線がとくちょうだよ。

 

ヤブサメ(漢字:藪雨

ヤブサメ

ウグイスのなかまの小さな鳥だよ。

「シシシシシ…」とかん高い声で鳴くんだ。

この鳴き声がやぶに雨が降る音に()ているから、ヤブサメという名前になったといわれているよ。

スズメよりも小さくて、草木がおいしげったやぶのなかにすんでいるから見つけるのはとてもむずかしいんだ。

 

 

 

ヒルガオ(別名(べつめい):雨降草)

ヒルガオ

朝に花を咲かせるアサガオと花の形は似ているんだけど、昼に花をさかせるヒルガオ。

別名を持っていて雨降草(アメフリグサ)ともいうんだ。

ヒルガオの花をつんでしまうと、雨が降るといういいつたえがあるからなんだ。

いいつたえが本当かは分からないけど、道にさいているヒルガオはつまないようにしてね。

ちなみにヒルガオは一日花とも言われているよ。

一日花は一つの花がさいたその日にしぼんでしまうよ。

花がさく様子を観察(かんさつ)してみるのもおもしろいかもしれないね。

 

他にもまだまだ名前に「雨」がつく生き物

この他にも、もっとたくさん雨にちなんだ名前の生き物はいるよ。

たとえば、「雨乞鳥」という別名(べつめい)を持つ鳥もいるし、「雨虎」と書く海の生き物もいるんだ。

生き物のよみがな、なんで「雨」という字が使われているのか調べてみると楽しいかもしれないね。

 

 

作成:ありありさん


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