なぜ幼虫はきもちわるいのか(閲覧注意!!)
(R8.1.28配信)
なぜ幼虫はきもちわるいのか(きもちわるいと感じる人が多いのか)
葉っぱのうらや花の近く、草むら、道ばた、木の枝などで見かけることが多い幼虫ですが、その見た目から苦手だなぁと感じる人が多いと思います。
でも、成虫になると幼虫のときと想像できないぐらいきれいな見た目をしていますよね。
ではどうして幼虫が気持ち悪いと感じるのか見てみましょう。
なぜ見た目が気持ち悪いの?
幼虫にもいろんな種類があり、派手な模様の見た目のものや、とげとげ、ふさふさ…様々な種類の幼虫がいますが、幼虫のほとんどに共通していることは体が長く足がいっぱいあるという特徴です。
そもそもどうしてこんな見た目をしているのでしょうか。
調べてみると、幼虫の時に一番大切なことは「食べること」、つまり成虫になるために栄養をたくさん取らないといけないため、食べることに適した体がこんな形なんだそう。
でもやっぱりこの形は人間から見ても苦手に感じる人が多く、近づきたくない存在…
さらに、色が派手だったり、体中にトゲがあればなおさら近づきたくないと思う人も多いのではないでしょうか。
どうしてそんな見た目になってしまったのでしょうか?
「きもちわるさ」は幼虫たちの武器
その理由は簡単。幼虫とはいえ野生で生きている生きものですから鳥などの敵から身を守りながら成虫にならなければいけません。
そのため食べることに集中しつつ、敵からねらわれない方法...それは
「食べてもおいしくないよ」、「毒があるから食べられないよ」と敵に知らせる方法です!
では、どんな方法をすれば敵からねらわれにくくなるのでしょうか。
幼虫の特徴を大きく分けて3つ紹介します!
①毒をもっている ②派手な色・見た目をしている ③擬態している
①毒をもっている
これは3つの中で1番シンプルな敵にねらわれない方法です。
毒針があれば人間でもさわりたくないなと感じる見た目です。
もし、食べられてしまっても毒のせいで苦しい思いをした敵はこの幼虫を食べないようにしようと思わせることができ、ほかのなかまがねらわれる危険をへらすことができます。
そんな毒をもっている幼虫の例としてヒロヘリアオイラガを紹介します。
ヒロヘリアオイラガ(学名:Parasa Iepida)
<どこにいる?>
ヤナギ類、クリ、カキノキ、サクラ類などにみられます。
<どんな特徴?>
全身に毒のトゲと毛があり、さわるとしびれるような痛みがあるそうです。
繭にも毒の毛があるため、見つけてもさわらないようにしましょう!
ちなみに毒があるのは幼虫のときだけで成虫になると毒はありません。
※幼虫の写真をタップして成虫の姿を見てみよう!
②派手な色・見た目をしている
自然界では派手な見た目のものは「警告色」と言われ、食べると危険だということを敵にしらせるための信号だといわれています。
しかし、警告色といってもほんとうに毒をもっているものは少なく、だいたいは毒があるように見せるものが多いです。
これから紹介するルリタテハもその幼虫です。
ルリタテハ(学名:Kaniska canace)
③擬態している
幼虫が擬態するものは、木の枝や葉っぱなど敵が食べないものに擬態します。
そうすることで敵から見つかりづらく、成長できるというわけです。
そんな擬態する幼虫の例としてナミアゲハをご紹介します。
ナミアゲハ(学名:Papilio xuthus)
まとめ
いかがでしたか?今回紹介した幼虫たち以外にも今、まさにこの時も生きのこるために特徴を活かしながら生きています。
幼虫を見つけたら、触らずそっと見守ってあげてください。
そうすれば春には私たちを感動させてくれる美しい成虫の姿に変わってくれることでしょう。
作成:ミシシッピネコミミガメ
ほかの記事を見たい方はこちら
環境局 環境保全部 環境共生課
〒590-0078
堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所高層館4階
TEL : 072-228-7440
FAX : 072-228-7317
E-mail: kankyo@city.sakai.lg.jp
Copyright©Sakai City.All Rights Reserved.










