なんだか映えるいきものたち!~目とくちばしがコバルトブルーの夏鳥編~
なんだか映えるいきものたち!今回はとても優雅で美しいいきものをしょうかいします
去年(2024)の夏はホントにあつかったですね。堺市でも猛暑日(最高気温が35℃以上ある日)が30日以上もあったとか。
今年も6月中に梅雨明けとなり、すでに暑い日が続いておりますね。
そんな中でもいきものたちは元気に活動していますね。
今回は、「外見が特徴的」「これ何?見たことない」といういきものたちの第1弾「赤いクワガタ?」に続く
第2弾「目とくちばしがコバルトブルーのいきもの編」をしょうかいしますね。
「この野鳥は?・・」
今回しょうかいする鳥の写真を見て、「なんて美しい野鳥?はじめてみました」と声が聞こえてきそうです・・・・・
愛鳥家の方からは「目とくちばしがコバルトブルー」というワードから、「一度は出会ってみたい人気の夏鳥」と答えがかえってきそうですね。
筆者もはじめてこの鳥の写真を見たときに 『見てみたい!』 そう思いました。
そのすがたはこちら!
どうですか?
黒いフォルムに
尾羽が優雅でとてもキレイですね。
それに、鮮やかに映えるコバルトブルーの目とくちばし
この夏鳥の正体は ・・・・・・
「サンコウチョウ」です。名前もなんだかすてきです。
サンコウチョウのプロフィール 学名:Terpsiphone atrocaudata 英名:Japanese Paradise-Flycatcher


<分類>
スズメ目カササギヒタキ科
<名前の由来>
繁殖期のさえずり(なき声)が「ツキヒーホシ(月・日・星)ホイホイホイホイ」とないているようにきこえるためサンコウチョウ(三光鳥)とよばれています。
<大きさ>
全長 オス繁殖期約48㎝、 メス約18センチ
<見られる時期 ・ 場所>
本州・四国・九州・沖縄に5月頃渡来して、平地から低い山にかけての暗い林に生息・繫殖している夏鳥で、10月頃に東南アジアなどの南方へ旅立つ渡り鳥です。
<特徴>
● 黒いフォルム
● コバルトブルーのアイリングの目・くちばし
● 30㎝ほどある長くて優雅な尾羽(オスのみ)
繁殖後、子育て時期を迎えると尾羽が邪魔になり自ら落とすそうで、そのすがたが2枚目の写真です。3枚目の写真は幼鳥で、まだ目もクチバシも色づいてないですね。
● さえずりは名前の由来のように「・・・・ホイホイホイホイ」と鳴くので、この声を聞けたら近くにいるあかしです。そんな時はまわりをよ~く見てみましょう!
筆者も自然観察中にこのさえずりを聞いて、どこかにいるのかなと粘り強く探して、はじめてサンコウチョウに会うことができました。本当にうれしかったです。
<得意技>
得意技は何でしょう?英名の「Japanese Paradise Flycatcher」がヒントです。
主に昆虫を食べて生きていることもヒントとなるのではないでしょうか!
それは・・・・・「フライキャッチ」
サンコウチョウは、森林の中で飛んでいる昆虫をとらえることが得意なのです!!
もちろん樹木や葉っぱについている昆虫もホバリングしてつかまえます。
このような美しい姿を見せてくれるサンコウチョウ、毎年、堺市のどこかで確認されていましたが
今年は発見の報告がありません ・・・・・ 少し残念です。
どなたか、サンコウチョウを見たで、または「ホイホイホイ」の声を聴いたでっという方がいたら、また教えてくださいね。
次回予告
今回は「何だか映えるいきものたち!~目とくちばしがコバルトブルーの夏鳥編~」としてサンコウチョウをしょうかいしました。
楽しんでいただけましたか?
次回も、引き続き映えるいきものをしょうかいしますので楽しみにしていてくださいね♬
作成:ヘラオオ85
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