- 堺いきもの情報館
- いきもの新聞
- いきもの新聞4ページ
- 「ホーホケキョ」 春をつげるウグイスのひみつ
「ホーホケキョ」 春をつげるウグイスのひみつ
「ホーホケキョ」この声が聞こえると、「ああ、春が来たなあ」と感じる人も多いですよね。
でも実はこのなき声、最初から完ぺきじゃないって、知っていましたか?
今回は、春の風ぶつし・ウグイスの知られざるうらがわを、ちょっとのぞいてみましょう。
ウグイスってどんな鳥?

名前:ウグイス(鶯)
分類:鳥類 スズメ目 ウグイス科 ウグイス属
体長:約14〜16cm(翼を広げると約18〜21cm)
すみか:里山や低山の林、やぶ
見た目:いがいと地味!あざやかな緑色ではなく、やぶにとけこむ緑褐色(少し緑色の入ったうす茶色)
「声は有名、顔は知らない」
それがウグイスあるあるです。
「ホーホケキョ」は、オスだけの全力アピール!

春になると聞こえてくるあの美しい声。
実はこれ、オスしかなきません。
目的はズバリ
「ここはオレのなわばりだ!」
「ねえ、僕どう?いい声でしょ?」
つまり、「ホーホケキョ」は
命がけの自己PRなんです。
しょうげきの事実、実は、最初はめちゃくちゃ下手!
ここで、ひとつ、ぎもんがうかびます。
ウグイスは、はじめからあの美しいひびきで
「ホーホケキョ」となけるのでしょうか。
個体差はありますが、とくに若いオスのウグイスは、
いきなり「ホーホケキョ」とはなけません。
じっさい、はじめのバージョンはというと…
「ホッホッケケキョー」
「ホーホーホケケキョキョ」
…もはやツッコミたくなるレベル
それでも何度も、何度もないてひたすら練習をつづけます。
息をすいながら「ホー」
息をはきながら「ホケキョ」
全身をつかった本気の発声トレーニングです。
一生懸命な「修行」の日々をえて、
私たちが知っている、あの美しい「ホーホケキョ」が
完成していくのです。
ウグイスの卵、どんな色?
もうひとつの意外な話。
ウグイスの卵は、白でもうすい緑色でもありません。
赤みの強いチョコレート色(あずき色)で、
もようのない無地の卵で、まるでチョコボールみたい。
小鳥の中ではとてもめずらしいのです。
卵をめぐる、しずかな知恵くらべ
実は、ウグイスの卵によくにた色の卵を産む鳥がいます。
それがホトトギスです。ホトトギスはカッコウの仲間で、
ウグイスの巣に卵を産み、ヒナを育てさせる「托卵(たくらん)」する鳥です。
もしウグイスに、バレてしまうと、その卵は育ててもらえません。
でも、あまりにも色が似すぎていて、まったく気づかないことが多いのだとか。
静かな春のさえずりのうらがわには、
このようなしたたかな生ぞん競争が、ひそかにくり広げられています。
堺で見られたウグイス
堺で見られたウグイスの写真はこちらから見ることができます。
おわりに
毎年、何気なく聞いている「ホーホケキョ」
その一声一声が、練習の成果であり、命をかけたメッセージだと思うと
少し、ちがって聞こえてきませんか?
今年の春はぜひ、ウグイスの声に耳をすませてみてください!
環境局 環境保全部 環境共生課
〒590-0078
堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所高層館4階
TEL : 072-228-7440
FAX : 072-228-7317
E-mail: kankyo@city.sakai.lg.jp
Copyright©Sakai City.All Rights Reserved.







