カンサイタンポポ調査隊の投稿結果をまとめました！

ネットイベント「カンサイタンポポ調査隊」（平成30年3月1日～5月31日開催）にご参加いただいた皆さま、ご協力ありがとうございました！

イベント開催概要についてはこちら（カンサイタンポポ調査隊の開催について）

今回、18件のいきもの発見報告をいただきました！調査で分かったカンサイタンポポの生息分布を掲載します！

タンポポは春に見つかる身近な植物です。そのうちカンサイタンポポは在来種で、堺市に昔からいるタンポポです。在来種のカンサイタンポポ（以下、在来タンポポ）がどれだけ残っているかを知るために、ネットイベントを開催しました。

全18件の投稿で、内訳は中区2件、西区2件、南区14件でした。
投稿件数は南区に多い一方、市内都心部の投稿数は少ないという結果になりました。

現在、在来タンポポと外来種のタンポポ（以下、外来タンポポ）との交雑が起きていることがわかっています。純粋な在来タンポポや外来タンポポは案外少ないのかもしれません。

また、投稿の多かった南区は、南部丘陵といった昔ながらの里地里山の環境があり、自然が多く残る場所です。カンサイタンポポも昔ながらの場所で生息できていることがわかりました。

特に南区には、里地里山を活かした公園「堺自然ふれあいの森」があります。
5月3日（木）には「カンサイタンポポ調査隊in堺自然ふれあいの森」というイベントを現地で開催しました。（イベントの詳細はこちら）
堺自然ふれあいの森のような自然度が高い場所でも、外来タンポポの生息が多数確認されましたが、在来タンポポが生育していける自然環境を、これからも残していきたいですね！ネットイベントは終了しましたが、また春になったら、カンサイタンポポを探してみてください！

これからもみなさまからのいきもの発見報告をお待ちしています！